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蜘蛛の糸(2)

さて、

蜘蛛の糸(1)の続きです。

 

区役所生活支援課(ひとり親支援担当)はさぞかしビックリしたと思います。

三つ編みお下げ髪の、ちっちゃいおばさんが突然やって来て窓口で泣き出したわけですから。

 

 

私が持参した資料(?)を見て

毎月の収入から月々の支払い総額を引くと3万円しか残らないということは理解してくれました。

クレジットカードが焦げ付きすぎている実情も。

そして、奥の席にいる「担当係長」さんに話をしにいってくれたわけ。

 

しばらくして戻ってきた彼女は、電卓を出して優しくこう言いました。

 

「支出が合計でこれだけですよね。家賃、光熱費、保険でこれ最低限よね。でも、あなたのお給料に児童手当を足すと、計算上はそんなに困っていないことになっちゃうんだけど・・・。」

 

転職もしくは求職したことのあるシングルマザーはご存知のはずですが

児童手当を受けるための現況届って、毎年8月に書類が送られてきます。

その時に基準となる所得って、前年のもの!

例えばその年の2月になんらかの理由で仕事を失ったとして、その後8月まで無収入の状態が半年続いていたとしても

前年にフルタイムで働いていたら書類上は所得がある人として処理されてしまう。

(さらに「現在働いていますか?」みたいな質問項目もあって

仕事を持っていない人は手当の金額が減ってしまうこともある)

 

今!今、困っているのだと、どんなに訴えても、支援を受ける資格がないの。

ちなみに私が世田谷区に転入したのは2015年の9月。手元に残ってたお金で引っ越しだけはして、

仕事もなくてかんちゃんは受験生(中3の2学期)で

本当に本当に困っていたのだけどなんの受給資格にもひっかからなかったんだから。

それで借り入れ額が増えたんだ!ちくしょー。

 

話を戻します。

「児童手当を足すと・・・」のくだりから。

 

若い頃の私だったらもうここでブチ切れてたと思うんだけど、いかんせん間もなく50なもんでね。

ちゃんと説明しましたよ。泣きながら(笑)

 

「手当っておっしゃいますけど、2015年は手当の受給資格がなかったもんで、一年ちょっとこのお給料だけで暮らしてきたんです。実際に児童手当を頂いたのは先月2016年の12月からですよ。先月です。

ほんとはその手当でこれとこれの支払をすればよかったのかもしれませんけどね、あちこちほかの支払いもあって。

ごめんなさい。息子にコートを買ってやってしまったんです。

都立高校で学費もかからず片道30分も自転車通学して定期代もかからない親孝行な息子ですけどね。

この寒いのにコートを持っていなかったもんで。可哀そうだったんで。そしたらこの配達証明が届いちゃったの。」

 

向こうもこれには大いに同情してくださいました。

「うんうん。寒いもんねぇ。息子さんも頑張ってるのねぇ。」って。

 

緊急的な貸付の制度なんかもあるけど、あなたの場合それじゃ解決にならないわよね。

貸付っていうのは返済するものだから。

ちょっと待ってて。

 

 

そう言って再び待たされました。

 

そして、蜘蛛の糸が下りてきたのです。

引っ張るつもりはありませんが、もう寝る時間なので

続く・・・。次回は結末(・・・の、予定)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by: あやこ | 日々のこと(2) | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) |-
蜘蛛の糸(1)

今回穴に落ちたきっかけは、2〜3日前に見たTV番組だった。

 

千葉の銚子市で、貧乏が原因で我が子を殺めてしまったというシングルマザーの実話に基づく再現ドラマ。

 

今、日本のシングル世帯での貧困率(年収173万円以下)は50%を超えているそう。

そんなデータのあとに始まった再現ドラマ・・・。つい見入っていたが、なんの救いのないまま番組は終わった(笑)

 

結論としては、家賃滞納から差し押さえの強制執行を受けるのだけど、

その強制執行の朝に中1の娘さんの首を絞めてしまったという話。

(娘さんには、家が貧乏だという事実は知らせないようにしていたんだそう。)

 

 

私も2015年の9月、一文無しで世田谷区の自宅に逃げ帰ってきてから

再現ドラマのお母さんのような自転車操業をしてきたのだ。

 

なんだかぐーっと落ち込んだ。

 

毎日仕事してるのに全然ラクにならない。

月末は、「お給料もらうまで!」っていろいろ我慢して凌いで

月初は「お給料もらったから!」って、洗剤とか調味料とか買って、かんちゃんと1回外食したら

もうあとは一日1000円分の生活費しか残らない。

あ〜

貧乏自慢したらキリがないからやめますけど。

 

おととい、かんちゃんが7年ぶりにインフルエンザで38度の熱を出しまして。

病院に行こうとしたら私のお財布に2000円しかなかった。

最後の最後の借り入れ口座から、最後の数千円を引き出した。

 

もうこれで

ほんとに最後だった。

 

正社員で毎日働いているのに。

 

 

強制執行を受けたあのシングルマザーと被った。

彼女は役所に2度相談に行っていたが彼女の大変さは役所側には伝わっていなかった。

 

助けてくださいと言ってみよう、と思った。

 

給料明細、各所からの督促状、ローンの支払い予定表、固定資産税の納書から配達証明付きの督促状まで全部持って

今日、区役所へ行った。

 

全部広げて、ひとつづつ説明していったら

なんだか涙が止まらなくなった。

 

窓口の人が「うん、うん」と聞いてくれたからかもしれないけど。

「傾聴」と「受容」

これ、人と話すときの基本だから。

 

窓口の広〇さん、

「わかりました。少しお待ち下さいね、担当係長に聞いてきます」と

奥へ引っ込んで行ったあとも私はずっと涙が止まらなかった。

 

このあと、思いもよらぬ蜘蛛の糸が下りてきたのであります。

長くなったので(酔いが回ってきたので)

続く・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by: あやこ | 日々のこと(2) | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) |-