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命のそばで(2)2012.05.15 Tuesday
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余命わずかなら、空気のいい館山でゆったり過ごせばいいよ。なんて
格好つけてでっかい風呂敷を自分で広げちゃったものの、
もともと不器用であまり役に立たないかんちゃんパパが
ただ座ってテレビを見ていたりすると時々イライラしたりします(笑)
きのうまでは壊れかけていた雨どいを修理してくれたりしたのだけど
今日は朝から雨・・・。
なんとなく息苦しいので、玄関の窓掃除を始めてみました。
(雨の日や雨上がりは、窓掃除にうってつけです。湿気で汚れが浮きやすい)
玄関を入ったところにある引き戸は、障子のかわりに透明ビニール(テーブルクロスみたいなやつ)が貼ってあり
外気は遮るけど光は通すという、たぶん大家さんのアイデアもの。
ここが、結構汚れていて、しかも上手に拭けず困っていたのでした。
私 「あのさ。喉から手を突っ込んで、自分の肺の悪いところを取っちゃいたいと思ったこと、ない?」
かんちゃんパパ 「あるよ(笑)」
「でもさ、不可能でしょ?
だから掃除をするんだよ。
自分の肺に、今までいじめてごめんね、って。
自分の肺をきれいにする気持ちで
祈りを込めて拭くといいよ。」
「ああ〜っ。そういうことなのか!」
「そう。体と心と行動は繋がってるの。
今まで掃除なんてほとんどしたことないんでしょ?だから体の中が汚くなるのっ!
いままでごめんねって、自分の体に謝りな。」
昨日、ホスピスから紹介状を貰い、このあたりでは一番大きな西洋医学の病院に行ってきました。
(ホスピスの先生は抗がん剤をやるなら今がラストチャンスだと言うので。)
東京での病院からのCT画像なども見ながら、若いドクターとお話をしました。
実は、抗がん剤治療をやめてから2ヶ月が経っているのに
それでもGW前よりこちらで過ごしたGW後のほうがガンは少し小さく見えていて
もう抗がん剤に何かを期待する時期はとっくに終わってるような気がしています。
もともと若い頃から肺気腫だったかんちゃんパパなので
今出ている症状は肺がん末期というよりは肺気腫のそれなような気もしていて。
若いドクターが言うには
「もうガンが大きくなる場所がないぐらい、肺気腫が広がってますね。」
ほら。ね。
ホスピスで抗がん剤治療をダメ押しされたとき、軽くパニックになり心揺れたかんちゃんパパですが
(そしてまだ迷いがあったことにビックリし、少々腹を立てた私ですが)
ほんとうに、もう、抗がん剤はしたくないんです。
どうせ死ぬのに、体の中に毒を入れたくないです。
と、自分ではっきりと伝えました。
いつまで続くかわからないトンネルの中を歩いていくわけですが、
私が一番嫌いな「自己犠牲」「自己愛」に嵌らないよう気をつけようと思います。
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奇跡に向けて2012.05.08 Tuesday
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かんちゃんパパのおはなし。
57歳にして肺がん末期を宣告されていたかんちゃんパパ。
離婚して10年ですが、時々は一緒にごはんを食べたりして交流はあったのね。
何しろ10年間かんちゃんに養育費をくれてた訳だし。
東京にいた頃より館山に引っ越してからのほうがちょくちょく来てたかも、ってぐらいです。
今回、GW直前に定期健診に行ったら
「あと2〜3ヶ月したら普通の生活はできなくなる」とお医者さんに言われたそうで
本人ビビッて緊急(元)家族会議となり、
1週間ほどこちらに来てました。
こっちでホスピスを探したり
「夢をかなえるぞう」や「ザ・シークレット」のDVDを見せたり
不安でいっぱいのかんちゃんパパと一問一答を繰り返したり
きのうの通院日に合わせて一旦帰京していました。
東京に帰る日、私は言いました。
「あなたはどうしたいの?」
「もしこの1週間でガンが大きくなっていなかったら、それは東京よりこっちのほうが俺には合っていることだと思うから、迷惑じゃなければここで世話になりたい。ここでかんちゃんと過ごしたい。」
なかなか自分の気持ちを言わない人が、このときはキッパリとそう言いました。
他人に厳しい私は(特にかんちゃんパパには厳しい!)
「じゃあガンが成長を続けてたらどうすんのよ?」と突っ込んでみました。
「そしたら東京で、抗がん剤治療を続ける。」
「ふぅ〜ん。そう。あきらめるってことだ?」 (←キビシーーーっ!)
きのうの検査を終え、メールがきました。
ガンは大きくなってないよ。
腫瘍マーカー(?)の数値も下がってる。医者がビックリしてたよ。
紹介状と検査データはもらったから。
そういうわけで
明日、身の回りの荷物を車に積み込み、かんちゃんパパがやってきます。
最期の時間を過ごすために?
奇跡を起こすために?
「しばらく看病に専念します。」
・・・なぁんてしおらしいタマじゃないので
それはそれ
これはこれ
という感じで、なるべく何かを我慢することなく面倒をみていこうと思います。
忙しいし〜私。(笑)
ローフードとローカーボと、濃い目のJWTでなんとかなるっしょ〜。
今日、庭の雑草抜きをしながら思い出した。
引っ越してきてすぐの時、様子のおかしいスピ系の男子がやってきて
この土地のエネルギーが半端じゃなく高いと言ってた。
そして、うちの敷地に入った瞬間さらにエネルギーが上がったのを感じたと(!)
別に私にお世辞を言って得をする間柄でもない人だったので
「それはきっとそうなんでしょう」と思うことにしていました。
かんちゃんパパに奇跡が起きるとするならば
私がする何かじゃなくて、きっとこの土地のエネルギーが作用するんでしょう、と思ってます。
別に、ガンが消えてなくならなくてもいっしょ。
なくなったら最高だしそういう人何人も見てきてるし。
「俺、末期ガンなんだよ。」って言いながらお仕事したり遊びに行ったりして
「あんたさー、死ぬ死ぬって騒いだわりにもう10年も普通に暮らしてるじゃんっ!!」
とか突っ込みいれてみたい。(9年後かんちゃんが成人してるから)
それが私にとっての奇跡。
その頃、かんちゃんパパはお仕事も安定して近くにアパート借りて別居、みたいな。
奇跡は頑張って起こすものじゃないし
起こるときは勝手に起こるので。
今日友達の引越しを手伝いに行ったら(軽トラでね)
買おうかなーって思ってたのとそっくりの衝立を貰いました^^奇跡だ!!
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